生きた文化財 在来作物
早田ウリ
鶴岡市早田(わさだ)地区で栽培されている。十条の縞と5つの心皮(種のはいる部屋)を持つ珍しいまくわうり。プリンスメロンのような風味と食感を持ち、銀色に光る果皮は見た目にも美しい。
特色
- 「早田ウリ」を伝承しようと2011年に「早田ウリ保存会」を結成。
- 令和3年から鼠ヶ関小学校の授業で子供たちと一緒に栽培を始めた。
- 動物たちの被害が大きいので電気柵を設けた圃場に令和3年度は150株を植えた。
- 早田ウリは熟すとヘタから自然に外れるので、収穫は拾うだけという手がかかない。
- 販売場所は道の駅「しゃりん」のみ。早田ウリアイスクリームじゃ通年を通して販売している。
- 食べ方は主に生食。他にジュース、ゼリーやシャーベット、漬物のレシピあり。早田ウリのカクテルなど。
令和3年8月取材
早田ウリ圃場
電気柵
★★早田ウリ
熟すとヘタが自然に果実から外れる
掌に乗るくらいのサイズ
早田ウリの花
早田ウリアイス
参考資料
「早田うりのはなし」 山形大学農学部野菜生産額分野編参照