つるおか おうち御膳
冬の郷土料理
寒鱈汁
庄内の冬の風物詩
トロリとした白子、味噌の味がよくしみ込んだ寒鱈。
最後の汁を飲み干せば、身体の芯まで温まります。
トロリとした白子、味噌の味がよくしみ込んだ寒鱈。
最後の汁を飲み干せば、身体の芯まで温まります。

寒鱈
極寒の日本海に産卵のため回遊してきた、脂のたっぷりのった鱈。これをぶつ切りにしてまるごと鍋にして味わう『寒鱈汁』は、鶴岡を代表する冬の味覚です。
別名『どんがら汁』とも呼ばれ、その名前の由来は胴とガラを全部入れるからだとか。
● 材料(作りやすい分量)
- 真鱈(内蔵も含め)
- 1kg
- 酒
- 60cc
- 長ねぎ
- 1/2本
- 水
- 1200cc
- 味噌
- 大さじ6
- 塩
- 少々
- 岩のり
- 適量
● 作り方
1真鱈は頭をおとし、内蔵を取り出してから、骨ごとぶつ切りにする。
2内蔵を適当な大きさに切る。鍋に湯を沸かし、酒、塩を加え、まず真鱈のぶつ切りを入れ、しばらくしてから内臓を入れて煮込む。
3時々アクをすくいながら煮込み、鱈に九分通り火が通ったら味噌を入れて、最後に長ねぎを入れる。
4椀に盛り、岩のりをのせる。