鶴岡ふうどガイドの養成
鶴岡ふうどガイドの養成について
「鶴岡ふうど(食×風土)ガイド」は、鶴岡の食文化を活かし、自ら鶴岡の「食文化」を題材に体験観光や講座の企画、視察の対応などご要望に応じ、総合的に「食」の案内ができるガイドです。
鶴岡ふうどガイドは規定の養成講座を受講し、なおかつ試験に合格した人を、鶴岡食文化創造都市推進協議会が鶴岡ふうどガイドとして認定しています。
養成講座には以下のような研修が含まれます。
■鶴岡ふうどガイドに求める力
●伝える力
●企画力
●行動力
●コミュニケーション力
■鶴岡ふうどガイドの講座内容
※養成講座の受講料は有料です。
※内容は更新時期の社会状況やガイドのスキルによって変化します。
1. 食文化創造都市鶴岡の知識を養う
・大学教授や研究者から食文化の専門知識を学ぶ座学講座
・自ら体験する現地学習
・ガイド用食文化基礎テキストの配布(ここから試験問題が出題されます)
大学教授や専門家から知識を学ぶ
食材の食べ比べ
2. ガイドとして必要な「伝え方」を養う
・相手に魅力的に伝える工夫
・ワークショップ等を入れた「伝え方」トレーニング
相手への「伝え方」を意識したグループワーク
「相手に伝える難しさ」を学ぶ実習
3. 危機管理能力を養う
・起こりうるアクシデントを事前に考え、リスク最小限にする力を養う
・発生したアクシデントに対応する力を養う
■鶴岡ふうどガイドの試験について
※ガイドの試験問題ないようは、その都度変更になります。
指定した講座の研修を受講済みの方がガイド試験を受けることが出来ます。
・食材や風土、歴史に関する基礎知識問題
・安全管理や企画力問題
・課題作文
鶴岡の食文化の基礎知識を集約した「鶴岡ふうどテキスト」ガイド専用テキストです
テキストの中は鶴岡を代表する食文化がまとめてあります
鶴岡ふうどガイドの質の維持と向上のための体制
1. 有償ガイド
ガイド自身が自ら質の維持と向上を目指す心を養う
(料金に見合うガイド内容の維持)
・ガイドの質とお客様満足度につなげ努力するガイドの原動力
・ガイド自身のスキルアップに向けた研修費等の財源確保
2. 認定期間の設定
ガイド自身の環境や心理の変化を考え、認定期間を短期間で設定(2年)
・ガイドへの熱量の意思確認
・ガイドの自主性や社会状況に合わせたガイドの基準や質の見直し
(社会に求められるガイドを目指す)
3. 行政との関わり
ガイド自身の自主性を育むために行政はあくまでもサポート役と信頼を得る役割
・事務局が行政という社会的信頼性によるガイド自身の自主活動の拡大
・その都度、必要と考えられる研修やサポート、情報提供
・とりまとめ等の事務作業
4. 地域との関わり
地域と共に創る関わり方で共存共栄を目指す
・鶴岡の食文化を継承していくには地域の力は重要。
・現地学習の実施により、協力者、理解者の確保と地域への還元イメージを創る。
・他のガイド団体と合同研修を行い、地域全体のガイド力の向上を目指す。
地域に足を運び地域の食文化を住民(地域の先生)から学ぶ
地域の食文化を自ら楽しむ現地学習会
現地学習会はいつも笑顔いっぱい
参加する人も、地域の先生も楽しく学びます