【開催報告】次世代ガストロノミーコンペティション(旧 鶴岡No.1次世代料理人決定戦)

 第3回目を迎える今回の大会は、令和6年に鶴岡市がユネスコ食文化創造都市に認定されて10周年の節目を迎えるにあたり、名称と内容をリニューアル!認定事由の根底にある郷土料理や在来作物といった鶴岡独自の食文化や歴史の伝承を強化することをテーマに開催。市内若手料理人が生産者や郷土料理の指南役とチームを組んだ総勢8チームが一次書類審査、二次レシピ審査に挑みました。11月28日の最終審査では選出されたファイナリスト5チームの中から、栄えある第3回グランプリ・準グランプリが決定しました。



グランプリ  佐藤 渚  (㈱エル・サン)
準グランプリ 齋藤 翔太 (庄内ざっこ)
審査員特別賞 水口 拓哉 (すたんど割烹みなぐち)
【審査員の評価】
テーマの選び方、指南役や家族、周りの方との繋がり方が素晴らしい。丁寧かつ手際が良く、所作が美しい。“芋ごぼたもち”にここまで手をかけるのかと感心した。郷土料理の未来が明るくなった。

“カラトリ芋”の意外性に富んだメニューで盛り付けも美しい。立ち居振る舞いが爽やかで、カラトリ芋を食べてもらいたいという思いだけでなく、生産者の思いまで伝わる表現。

庄内浜の冬という季節感と、漁業が抱える問題提起を一皿に落とし込んだ一品。素材を確かめながらひとつひとつ誠実に調理している。人柄の魅力と料理のギャップが面白い。

準グランプリ 齋藤翔太氏

グランプリ 佐藤渚氏

審査員特別賞 水口拓哉氏

 

ファイナリスト 遠藤和彦氏

ファイナリスト 長谷川将己氏

最終審査(プレゼン)の様子

最終審査(調理)の様子

小学生審査の様子

小学生審査の様子

小学生審査員への試食品

受賞の瞬間

受賞式の様子


【ファイナリストチームとお料理】
エントリーNo.1

氏名 遠藤 和彦 (44)

ジャンル フランス料理

店舗名  La naturalité

指南役  佐藤 照子

テーマ  在来作物「山ぶどう」

料理名  庄内鮮魚のユニラテラル
     発酵ヤマブドウのソースと
     昆布の泡
エントリーNo.2

氏名 齋藤 翔太 (40)

ジャンル 和食

店舗名  庄内ざっこ

生産者  五十嵐 和泉

テーマ  在来作物「カラトリ芋」

料理名  “未来へのバトン”
     カラトリイモまんじゅう
エントリーNo.3

氏名 佐藤 渚 (26)

ジャンル 和食

店舗名  ㈱エル・サン

指南役  佐藤 八重

テーマ  郷土料理「芋ごぼたもち」

料理名  いもごぼたもち切り株見立て
     ~庄内藩士開墾の歴史と
        庄内の景色を残して~
エントリーNo.4

氏名 水口 拓哉 (43)

ジャンル 和食

店舗名  すたんど割烹みなぐち

指南役  余語 滋

テーマ  郷土料理「鮫のぬた和え」

料理名  鮫のぬた和えの再構築
エントリーNo.5

氏名 長谷川 将己 (29)

ジャンル イタリア料理

店舗名  ㈱エル・サン

生産者  渡部 勝喜

テーマ  在来作物「菊芋」

料理名  菊芋のズッパ
     三角そばの
     カッペレッティ添え


【表彰式】※ご参加いただきありがとうございました。


日時:2023年11月28日(火)18:45~20:00 

場所:東京第一ホテル鶴岡 鶴の間

〇主催/共催/後援/協力
鶴岡食文化創造都市推進協議会/鶴岡市/山形新聞・山形放送、荘内日報社/鶴岡タイムス社


〇問い合わせ先
0235-35-1185(食文化創造都市推進課)

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