ご飯のお供に・・・しょっぱいけれど美味

鰯のぬか漬け

しょっぱく漬け込まれた鰯のぬか漬け一匹で、ご飯が何杯でも食べられそうです。

材料
作りやすい分量【その1】
鰯 ………………… 1 kg
塩 ………………… 3 kg
米ぬか …………… 1~1.5kg
さんしょうの葉 … 適量
材料
作りやすい分量【その2】
鰯 …………… 1kg
塩 …………… 200~300g
米ぬか ……… 適量
唐辛子 ……… 適量
作り方【その1】
  1. 鰯の頭と内臓を取り除き、洗って水 気をきり、桶に塩を敷き並べる。 鰯が 隠れる位塩をまぶし、鰯と塩を交互に入れ、鰯がなくなるまで繰り返し、 重石をして漬け込む。
  2. 3週間から1か月後に桶から鰯を取 り出し、漬け汁を鍋に入れ沸騰させアクを取り除き冷ましておく。
  3. 桶に塩を敷き、米ぬかを敷きその上 に鰯を並べる。鰯の上にさんしょうの葉を適量かけ、これを繰り返して最後に冷ました漬け汁を入れ重石をする。
  4. 冷暗所に保存する。 漬け込んだ鰯 の熟成には半年位かかる。
作り方【その2】
  1. 鰯の頭と内臓を取り除く。 容器に塩 をまぶし鰯を並べ、更に塩をふり落し蓋と重石をのせて塩漬けする。
  2. 7日後に 1の鰯を取り出す。 唐辛子の種を取り小口切りにして米ぬかに混ぜ合わせる。
  3. 桶(樽)に2の米ぬかをたっぷり敷き取り出した鯛を並べ、その上に鰯が見えなくなるまで2の米ぬかをまぶす。鰯と米ぬかを交互に漬け込み落し蓋と重石をする。
  4. 冷暗所に保存し、2週間後位から食 べられる。お好みで半年位熟成させても良い。
料理のポイント【その2】

※油がのっている鰯の場合は、塩漬けの塩を分量より多めにする。
※塩漬けの時に水が上がってきたら捨てる。
※2の時、取り出した鰯を1尾焼いて塩加減を確認すると良い。塩味が薄い時は塩を足し、更に2、3日漬け込む。

ぬか漬
現在のように冷蔵庫などがなかった時代、冬期間の食料を保存しておくため様々な保存方法があみ出されました。 その中のひとつがぬか漬けです。 米ぬかとたっぷりの塩でしょっぱく漬け込んだ鰯は、雪深い鶴岡の冬には、なくてはならない保存食でした。 春のうちに、箱で買った大量の鰯を、大きな樽いっぱいにぬか漬けにし秋から冬のために蓄えておいたのですね。
鰯を使ったレシピ

鶴岡市独自の食文化を行事ごとにご紹介します。

わらびのアク抜きや魚のさばき方など、料理に役立つ知識をご紹介。


新着情報


「つるおかおうち御膳」とは?

鶴岡の郷土食を紹介するレシピ集です。この地で受け継がれてきた郷土食。「最近食べていないなぁ、懐かしいなぁ」「コレ、ばばちゃんがよく作ってくれたな」「久しぶりにコレ、作ってみようかな」と、レシピ集を片手に懐かしんでみてはいかがでしょうか。鶴岡市内書店にてお買い求めいただけます。

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