孟宗汁
これを食べずして鶴岡の春は語れません。
掘りたての旬の孟宗を味噌と酒粕で煮込む、素朴で親しみ深い味わいです。
材料(4〜5人分)
孟宗筍(皮付き) …… 約1.5kg
(皮をむくと約半分の重さになるので、正味750g)
油揚げ …………… 1枚
しいたけ ………… 5本
酒粕 ……………… 70g
味噌 ………………大さじ3強(約60g)
水 ………………… 1400㏄
(皮をむくと約半分の重さになるので、正味750g)
油揚げ …………… 1枚
しいたけ ………… 5本
酒粕 ……………… 70g
味噌 ………………大さじ3強(約60g)
水 ………………… 1400㏄
作り方
- 孟宗筍は皮をむき水洗いをする。下のかたい部分は1㎝の厚さに切り、上のやわらかい部分は3~5㎝の乱切りにする。
- 油揚げは油抜きし2cm位幅の斜め切り、しいたけは適当な大きさに切る。
- 孟宗を分量の水に入れ十分煮立ってから、油揚げ、しいたけを入れ、孟宗がやわらかくなるまで強火で煮る。
- 酒粕、味噌を入れ、煮立ってきたら中火にし、30~40分煮る。孟宗が好みのやわらかさになったらできあがり。
料理のポイント
※孟宗は新鮮なほどおいしい。
※お椀に盛ったら手で叩いたさんしょうの葉をのせると香りが良い。
※掘ってから時間の経った孟宗はえぐみが出てくるので、米のとぎ汁や米ぬか、唐辛子、椿の葉などを入れて下茹ですると良い。
※孟宗汁は、豚肉が入ったり、身欠き練やアオサが入ったりと家庭や地域によってさまざま。
孟宗
鶴岡の代表的な在来作物 ~孟宗~
産地は、金峯山麓の湯田川地区、谷定(たにさだ)地区と温海の早田(わさだ)地区など。とれたての孟宗は、やわらかくえぐみが少ないため、アク抜きをせずに食べられます。
孟宗が鶴岡に広まった由来は諸説ありますが、かつて修験の山であった金峯山に修験者が北前船で京都から持ち込み、周辺の寺社に植えたのが始まりともいわれます。
味噌汁に酒粕を入れて作る孟宗汁は全国的にも珍しく鶴岡独特の食べ方です。
孟宗が鶴岡に広まった由来は諸説ありますが、かつて修験の山であった金峯山に修験者が北前船で京都から持ち込み、周辺の寺社に植えたのが始まりともいわれます。
味噌汁に酒粕を入れて作る孟宗汁は全国的にも珍しく鶴岡独特の食べ方です。
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